2006年01月28日

「猫研究員の社会観察記:防衛庁と施設庁の統合検討―額賀防衛長官が表明」を拝見して。

私の巡回ブログはとても少なくて、このカテゴリは社会観察記専用みたいな感じになってて、外交・安全保障の専門家に意見するという恥ずかしいカテゴリになってますが、今回は「防衛庁と施設庁の統合検討―額賀防衛長官が表明」を拝見した感想です。

施設(国内地理的な防衛戦略)と防衛って不可分なはずなのに、なんで分かれているんでしょうか。防衛庁長官がしっかりすりあわせてくれてるんでしょうか。これ素人の謎です。。

さて、
やっぱり、「文民統制」って言葉がセンスないというか、いつもこの議論の出発点でおかしくなるのは、「文民」なんですよね。
そもそも「文民」の概念が非常に怪しい。
それとは別に勘違いしやすい語でもあります。「武官⇔文官」と思います。こっからがおかしくなって、「武官⇔文民=文官」となるんですよね。「文民⊃文官」だろうから、これってかなり自然な勘違いだと思うんです。文民統制の誤解の元は、「文民」という言葉だと感じます。国民の間で官僚がしっかり関わってないと怖いってなるのも無理ないでしょう。
たとえば、民主党なんかが採用している「民主的統制」だったらば、国民により選挙で選ばれた国会議員、その国会議員が選ぶ内閣総理大臣、総理大臣が選ぶ防衛庁長官ってすんなり頭に入る。あるいは、「政治的統制」でもかまわないと思うんです。
「民主的政治統制」でもかまわないと思うし、これは今考えた私の思いつきなんですが、かなりいい線いってると自画自賛です♪シビリアンコントロールをうまく訳せたんじゃないか…
例文:軍部の暴走の可能性を民主的政治統制によっておさえる。

ちなみに、私は防衛参事官に、今度新設の統幕長および統幕副長を入れる案を考えます。安全保障会議にも、統幕長の出席を「義務付ける」べきだと思います。
ただ、この話は政策決定過程を知らない私が踏み込んでも何も良案が出せるわけでもなく、素人のたわごとに過ぎないのを十二分にわきまえて、時間さえあれば参事官制度の功罪をちゃんと調べて私案を出したいという気持ちがあるんですが、そんなことやってる暇がないという悲しい事態です。というか憲法私案を出そうとすることが、たわごとなんですが。。3月からの枠組みによって何がどう変わるのかもわかってません。この枠組みが、何年か前海幕長が示した、案なんですかね。
いずれにしても本稿は「文民統制」という言葉はダメってことが言いたかったんです。はい。


posted by 総理大人 at 09:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 【特設】私の視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>防衛参事官に、今度新設の統幕長および統幕副長を入れる案
>安全保障会議にも、統幕長の出席を「義務付ける」

これで完璧だと思います。そうすれば、統幕長が最高司令官たる内閣総理大臣の軍事面での最高レベルのアドバイザーであることが明確になります。

文民統制の持つ語感については、ナイスセンスですね。「民主的政治統制」が一番核心を衝いていると思います!
Posted by 猫研究員。 at 2006年01月31日 02:15
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