2006年04月21日

「ジェネリックありますか?」

今日初めて言ってみた。そしてこういう紙を渡された。
IMG_0001.jpg
つまりジェネリック(後発医薬品)の「同じ成分で同じ効き目」という謳い文句は試験管の中での話だ、ということなのである。
もちろん、ジェネリックが普及しない事の一因として、医師薬剤師の不勉強・面倒くさい・調剤料?処方料?の減収?・先発医薬品会社とのお付き合い、などもあるだろうが、ジェネリックに対しての安全性や信頼性が確立されてない事も原因の一つであろう。
現在の目本の体制では、ジェネリックは巷で人体実験?している状態で、なかなか医師がジェネリックに踏み出せないということも少し納得できる。
実際、薬剤師さんによるとジェネリックでは「先発品ではちゃんと効果出てたのに、肌が荒れたりできものが出来たり患者さんからクレームがつくこともある」だそうだ。
とはいえ、その信頼性を確立するためには、医師にジェネリックを使いまくってもらわなければならないというのが目本の体制だ(そうだ)。
その薬剤師さんの話によると海外でジェネリックが普及している要因として「海外では、ちゃんと発売する薬の型で実験している」なのだそうだ。
したがって「海外の後発医薬品会社が目本に進出すると、目本の企業はたちまち潰れるところも多いだろうねって話してんるんです」なのだそうだ。

つまり目本は「ジェネリック推進体制」が全然確立されていないわけだ(そうだ)。
薬には例えば塗り薬の例をとると、有効成分のほかに、軟膏なども混ぜた状態で製品となっているわけで、その軟膏や生成過程が違うと、ジェネリックと言えども先発薬と違うものになるってことだ。
その完成型で、信頼性に足る審査・検査が目本では行われていないということなのだ(そうだ)。
ジェネリックの最大の売りは、先発薬と比較した場合の薬価であることには間違いないわけで、この検査体制を海外並みに確立するとジェネリックの薬価は上がるかもしれない。目本では、先発品の半値から2/3くらいの値段がジェネリックでるが、海外ではもう少し薬価が先発品とジェネリックで近似しているかもしれない。
とはいえ、薬の本分は値段ではなく、効果・安全性であるので、目本でもジェネリックを普及させ医療費を抑えるためにも「ジェネリック推進体制」を確立せねばならない。
その具体案は私がわかるわけもないので、もちろん割愛だ。

今まで私は、
・特許切れ(期間延長)の先発薬をジェネリック並みの薬価に引き下げる
・それで医療費を抑えた分を新薬の審査のスピード化のためにいくらか使う
ということを考えてきた。
前者は、薬価を抑制しジェネリックを普及させるためであるが、先発医薬品会社の努力に報いるためにも事実上の先発医薬品会社寡占市場とするため、
後者は、前者によって被る製薬会社の減収をまかなうために、医療の向上のために新薬開発の負担を軽減するためである。後発医薬品会社は…つぶれてしまってもしょうがないかな…である。
しかし、実際には違う施策が必要だったということである。

今までは、病院で渡されるのは、合計金額を書いたレシートくらいだったが、インフォームド・コンセント(医師が患者に説明責任を果たす)ブームもあって、項目ごとに医療点数が書かれた領収証に変わってきた病院も多い(法で決められたんだっけ?)。医療業界も変わりつつある中で、政府も、もちっと頑張らないといけない。

それにしても「ジェネリックは同じ成分で同じ効き目」ってコマーシャル、公正取引委員会かなんかに過大誇大広告で訴えられないんだろうか…
posted by 総理大人 at 22:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちの母の場合。
医者に言ったら、「薬局で取引していないので出せません」といわれたそうです。

病院と薬局が別なのに。(目の前にあるけどね)


※過大広告ではなく、誇大広告ではないでしょうか
Posted by itochan at 2006年07月26日 22:39
どうも、こんにちは。

誇大広告ですね。ありがとうございます。

目の前にあるんだったら、医者の意思一つで薬局も対応しなきゃなくなるんで、とにもかくにも医者がやる気ないってことなんですね。(医薬分業ってかなり多くなったような気がしますが、患者にとっては不便だ…)
ただジェネリックは、薬によっては、取り扱ってない薬局も多いみたいですね。
「今度取り寄せときます。」とかよくあります。私のとこは実際ちゃんと取り寄せてくれましたよ。
Posted by 総理大人 at 2006年08月08日 18:26
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