2005年11月23日

現代の天皇にはどうしてカリスマがあるのか。〜皇位継承は直系長子優先がいい〜

歴史と伝統、変えてはいけないのだろうか。いつ変えるのだろうか。地球がなくなるまで(?)。これらいつも思うのだ。

皇室は万世一系ではない。
天皇制は古くからの歴史と伝統そして現代世論で成り立っているんだろう。いや今の世の中、悲しいかな天皇制は世論によって成り立っている。1000年後の世論はどうかわからない。
おそらく戦後生まれは皆一度は考えただろう、天皇は必要なのか。今や天皇制が当たり前ではない世の中と言えるだろう。それほど、第二次大戦後の変化というのはすごかったのだろう。

旧宮家が復帰しても、4代5代…長持ちするだけではないか、いや何代かはわからぬが延命処置に過ぎないだろう。一夫一婦制の中、いずれ男系男子の皇位継承は難しくなるのは必至ではないだろうか。

私としては旧宮家の男系男子と言われても誰や?って感じなのだ。復帰してもらっても、親しみもカリスマも何も感じない。
失礼ながらポっと出のような旧宮家に思いを致すはできぬ相談のような気がする。
(最近竹田宮家の方がテレビ出ていらっしゃるが、あの人にカリスマを感じろなんて無理がある。(そもそも、あの人登場の仕方間違ったと思うのは私だけだろうか。あの姿を見て女系派が多くなるような気もする。))

国の借金は子孫に残してはいけない、皇位継承の宿題も子孫に残してはいけない。
むしろ皇室制度は時代に即して変えるべきではないだろうか。

現代の私たちはどうして天皇に神秘を感じるのだろうか。
Y染色体がずっと昔から同じだから、男系天皇だから神秘を感じるわけではないだろう。
天皇の存在を国民統合の尊重として教育され、そういう風に報道されているからだろう。
そして今誰に神秘を感じるかというと、主に報道されている今上天皇ファミリーであろう。成長の過程や日々の様子などそういうことを我々が見るからこその話だ。
女王方の顔が思い浮かぶ人など普通いない。
顔が見えない皇族はいないに等しいといってもいいくらいだろう。情報社会が故である。昔とは違う。

ましてや、60年という前代未聞の長期皇籍離脱を持った旧宮家に、江戸時代以前ならいざ知らず、この現代に復帰してもらっても、その方々に神秘やカリスマ、ありがたみを感じることはできない。

歴史を軽視するわけではないが、歴史はその時代時代の人々が築いていくものであって、直系長子天皇の権威もまた歴史が作っていくものだろう。
天皇制の歴史というのは「男系」ではなく「天皇がいつの時代にもいた」ということだと個人的には思う。

万策尽きるまで男系で継承しようということなのだろうが、それに意味を感ずることは私にはできない。
側室制度を大々的に唱えて、あるいは生命倫理に踏み込んで産み分けを唱え男系維持を提唱するならそれなりの説得性もあるってものだろうが。

なかなか、女系容認派と男系維持派は埋まらぬ溝だと思う。
しかし、今の流れでは国民の中で、あまり議論のないまま、歴史的事実を知らないまま、女帝と女系の違いもわからないまま、女系天皇を認める世論ができてしまうだろう。それは私としてもあまりに残念なことであるから、国民は一定程度の歴史と事実を知ってもらいたいと思っている。

私はいっそ皇室に議論を一任してはどうかと思っているのだ。無理な相談なのだろうが。。
大部分の国民は天皇の決断なら支持するだろう。いずれにしても天皇陛下及び皇室の意見を仰ぐことは、早急に行うべきだと思う。

皇位継承順位は直系の長子優先。ただ、お婿さんとして皇族になれるという一般人がどれだけいるのかは疑問で、それはそれで難関だろう。
しかし、やはり直系主義・近戚(?)主義でないと天皇制が崩壊してしまうと私は危惧するのである。
つまり私が言いたいことは、男系維持などではなく天皇制の存続・維持という大局的見地に立つならば、現代の日本の世のあり方を最重要視しなければならない、ということなのだ。

関連記事:男系維持で国民に支持される安定的な皇位継承は可能か。
posted by 総理大人 at 21:34| Comment(1) | TrackBack(4) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
反対意見のエントリーをいくつか読みましたがあまり説得力のあるものは無かったですね。国民の大多数はタブーを取り除いてでも今上帝のお子様がたの血統に皇統を継いでいってもらうことを選ぶでしょう。
Posted by waka moana at 2005年11月27日 17:03
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