2006年09月09日

徳山高専女子学生殺害事件の実名匿名報道に見る。

>読売新聞、日本テレビ、テレビ朝日は実名・顔写真の報道に踏み切った。(本エントリー最後参照)

こいつらは…。
読売新聞の「おことわり」を紙面から転載してみる。

読売新聞社はこれまで、容疑者が未成年のため、匿名で報道してきましたが、容疑者が死亡し、少年の更生を図る見地で氏名などの記事掲載を禁じている少年法の規定の対象外となったと判断したことに加え、事件の凶暴さや19歳という年齢などを考慮し、実名で報道します。

>19歳という年齢などを考慮し

じゃ、14歳なら実名、写真付き報道しなかったのね。

「少年」はその年齢ゆえ、判断力の未熟などが考慮され少年法では一定の報道規制がある。当然未成年者の後始末は社会的制裁を含め保護者が行うということのが社会システムがある。
だが、「19歳という年齢などを考慮し」を持ち出すことによって、その保護者にある責任が犯人自身に移ることになった。だがしかし、実際には、犯人は死亡しているのだから、社会的制裁は保護者や、少年の家族にしか向かない。
その矛盾は、読売の部数増や、日テレ・テレ朝の視聴率増へと解消するのだ(となるか知らないが、それを狙った奇行としか思えない)。

私は、少年の死亡が確認される前から実名・写真つき報道をした週刊新潮の姿勢をそれなりに評価する。
私なら、犯人が特定でき、その犯人の逃亡が確認できた際に、「顔写真」と「青いバイク」を報道するべきだったと思う。犯人が逃亡しているのを見知らぬ人が発見する際に、実名は要素として必要ないから。そうすれば、あるいは、「少年の更生を図」れたかもしれない。


参考:
●少年法第六十一条
家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。

<山口高専生殺害>遺体男子学生報道 実名・匿名分かれる

 山口県周南市の徳山工業高等専門学校5年、中谷歩さん(20)が殺害された事件で、殺人容疑で指名手配中に遺体で発見された男子学生(19)の氏名・顔写真の掲載について、新聞、放送などメディア各社の判断が分かれた。読売新聞、日本テレビ、テレビ朝日は実名・顔写真の報道に踏み切った。匿名で報道した放送局の中にも、写真にモザイクをかけて報道する社があった。事件は、少年事件報道のあり方にも一石を投じた。
 毎日新聞は8日、東京と山口県に本社を置く新聞・通信の8社と、NHKと在京民放キー局の6社に対し、男子学生の報じ方と判断理由について取材した。
 実名報道に切り替えた3社は「容疑者が死亡し、少年の更生を図る見地で氏名などの記事掲載を禁じている少年法規定の対象外となった」(読売)など、死亡によって更生・保護の機会が失われたことと「事件の重大性」「事件の凶悪さ」を理由に上げた。読売と日本テレビは、男子学生の年齢が19歳であったことも判断材料の一つにしたという。
 新聞・通信各社は、毎日新聞を含め、読売以外の社は「匿名で報道する原則を覆す明確な理由はない」(日本経済)などと匿名報道を維持した。共同と時事は「少年法の趣旨の対象外になった」との認識を示した。時事は「今後裁判で釈明する機会が失われていること」を匿名の根拠とした。
 一方、共同の配信記事を掲載した東京は「実名報道に切り替えることも考えられるという意見があった」と回答し、社内でも見解が割れたことを明らかにした。
 テレビではNHK、TBS、フジテレビ、テレビ東京の4社が「男子学生」(NHK、フジテレビ)▽「同級生の少年」(TBS)などと匿名報道を維持した。写真については、フジテレビとテレビ東京がモザイクをかけるなど画像修正して放送した。
 <毎日新聞の見解>
 毎日新聞は、少年法の理念を尊重し、事件発生以来、容疑者の少年を匿名で報じてきたところ、少年の死亡が確認されました。新たに重大な罪を犯すなど社会的利益を損なう危険性もなく、匿名報道を続けています。
 少年事件の報道に当たって、毎日新聞は、個別の事件ごとに多角的に取材し、法の理念を踏まえ総合的に検討して紙面化しています。従来から報道指針として、少年事件は匿名を原則としていますが、新たな犯罪が予測されるときや社会的利益の擁護が強く優先するときなどは実名で報道することもある、と定めています。今回の事件はこの例にあたらないと判断しました。
 さらに、外部の有識者が新聞のあり方を提言する第三者機関「開かれた新聞」委員会などで今回のケースを引き続き検証し、その結果を紙面で報告します。
    <報道各社の見解要旨>
▽実名報道
読売新聞 容疑者が死亡し、少年の更生を図る見地で氏名などの掲載を禁じている少年法の規定の対象外になったと判断。事件の凶悪さや19歳という年齢も考慮した。
日本テレビ 男子学生が遺体で発見された段階で、少年の更生を前提に規定された61条の対象外になったと判断。事件の重大性、社会性、年齢などを総合的に検討した。
テレビ朝日 指名手配されていた少年の死亡が確認されたことで、少年法が尊重する更生、保護の機会が失われたと判断。事件の重大性もかんがみた。
▽匿名報道
朝日新聞 実名で報じるケースは(1)死刑が確定して、本人の更生・社会復帰への配慮が消える場合(2)逃亡中で再犯の恐れが極めて高く、一般市民への被害が想定される場合。今回の事件はいずれにも当てはまらない。
日経新聞 7日の時点では少年法の原則を覆す明確な理由はない。
産経新聞 逃走中で凶悪な累犯が明白に予想されたり、犯人逮捕に協力する場合など「少年保護より社会利益の擁護が強く優先する特殊な場合」は実名報道もあり得る。今回のケースは「特殊な場合」とは判断しがたい。
東京新聞 共同通信社の配信記事で、同社の判断を尊重した。拠点のない地域の事件であり、自社取材がなされていない。男子学生の死亡によって、少年法が保護法益とする「更生の可能性」は失われたとの判断から、実名報道に切り替えることも考えられたケースだったという意見もあり、社内でさらに検討を重ねる。
山口新聞 少年犯罪の場合、匿名を原則としている。例外としては無差別・凶悪かつ再犯の可能性がある場合のみと考える。
共同通信 少年の死亡で少年法の法的な保護対象からは外れたが、現時点で実名に切り替える積極的な理由を欠く。顔写真は入手していたが配信はしていない。
時事通信 少年の自殺報道では、家族の名誉を傷つけるケースでは匿名で扱ってきた。容疑者死亡で少年法の規定の対象外になったともいえるが、今回は容疑者が今後裁判で釈明する機会も失われており、総合的に判断した。
NHK 逃走中でも、新たな事件が引き起こされる恐れは低いなどの事情を総合的に判断した。
TBS 容疑者が死亡したといっても実名に切り替える必然性が見当たらない。
フジテレビ 総合的に判断した。
テレビ東京 19歳という年齢を考慮すると、実名報道に切り替えるかどうか議論のあるところだった。しかし、本人の死亡で事件の真相解明は困難な状況になっており、罪が確定できない段階では少年法の趣旨を尊重する結論になった。
(毎日新聞) - 9月8日22時45分更新http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060908-00000095-mai-soci
posted by 総理大人 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(1) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月08日

『猫研究員の社会観察記:安倍氏「集団的自衛権は個別に可否判断を」』を拝見して

参考:猫研究員の社会観察記:安倍氏「集団的自衛権は個別に可否判断を」

政府解釈集団的自衛権(「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにも関わらず、実力をもって阻止する)行使は、目本特有ののさまざまな不都合な事態に周辺事態の概念を基にそこから派生する事柄について、周辺事態に関連付けて、そこから思考を始めるのがいいかなあと思い始めました。
どうしても集団的自衛権そのものから話を進めると、事が大きくなるというか、「地球の裏側まで」的な話になっちゃうと思うんです。国民も不安先行になるというか。

それに、私は戦争は憎しみの連鎖を伴うものだから嫌いだし、問題に対する解決策としては一時的な効力を期待できるものの、根本解決の手段としては武力行使は不適切だという書正論は持っていたいですから。その連鎖に日本が巻き込まれないようにするという意味でも、その連鎖方式を世界から追放するという理想からも、できるだけ武力の行使は最小限にしたい。きっと私がアラブにいるならガチガチの反米です。だから、周辺事態から輪を大きくしていくような話の進め方がいい。

国際的理解集団的自衛権(「密接な関係の存否を問わず、外国に対する武力攻撃を当該被攻撃国の同意のもとで、実力を持って阻止するほか、後方支援などあらゆる形態でその反撃を支援すること」)については、「安保理決議有」と「それ以外」で、しっかり系統立てるのが、やはり必要だと思うようになってきました。
だとすると筋として憲法に「国連」を書き込む方がわかりやすいということになるかもしれません(それは嫌なのでエレガントな思考を考えているんですが)。。

私やっぱり集団的自衛権は解釈変更ではなく憲法改正によって、と最近の右傾化現象を見て思うのですが、
憲法改正にしろ部分的解釈変更にしろ、安全保障の議論は、「ケーススタディの積み重ねで、全体を作り上げる方式」がいいと思います。とりわけ私のような素人というか国民への問いかけには、その方法が最も適切だと思います。
専門家だけで雲の上のような話してても、憲法改正はできませんから、素人に向けて、地上から空へ向かうような議論が不可欠ですよねえ。その点において安倍さんの発言は、かなり同意します。

なんか、この文章が雲の上にあるような感じで、とても他者に発信できるレベルではないし、的外れかもしれん…と不安となったりしますが、備忘録代わりに記してみました。笑

それにしても私が思ってた以上に、安倍さんは弁が立たないし、安保以外の政策がイマイチわかんないし、(若輩の私ごときが経済云々言うのも恥ずかしいですが)テレビ出演してたとき経済政策について話していたとき、少しコメンテーターに突っ込まれたら、オドオドしてたぶん安倍さん自身も何言ってんだかわかんなくなってんだろうなあってこっちが思ってしまうほど非論理的で用語もめちゃくちゃな伝わってこない事を言ってたし、時々何言ってるのかわからないほど舌足らずだし、色々とよくない噂も断片的に報じられるし、脇が甘いし…。

溶けかかったロウ人形みたいだし、手塚治虫のマンガに出て来る、頭の上に火のついたローソクを立ててるオッサンみたいな顔だし、あの、ヨーカンを乗せたみたいなシチサン分けもベトベトしてそうでキモすぎるし、とにかく、臭そう。特に、耳の後ろとか首のまわりとかから、ものすごいオッサン臭がしてそう。それから、クチビルを動かさないでしゃべるのが腹話術の人形使いの人みたいだし、そのしゃべってる内容も、早口でカミカミで何を言ってんだかぜんぜん分かんないし、すぐに頭に血がのぼってトンチンカンなことを言い出す
『きっこの日記、2006/08/26 (土)「 次の総理は冥王星 7」』


私はあんまりこういう言論は好きじゃないにも拘らず思わず同意しちゃう、、、なんで安倍さんにこれほどの人気があるのかよくわかりません…。
posted by 総理大人 at 23:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 【特設】私の視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

「ネット⇔リアル」ならぬ「オンライン⇔●●⇔オフライン」の用語提唱

英語の「real」はどんな概念かはよくわからないけれど、日本語としての「リアル」の反意としては「虚、仮想」っていうのが多分にあると思う。
ということは、用語「ネット⇔リアル」における「ネット」は「虚」だということになる。
慣れている人には、なんの違和感もなく受け入れられる「ネット⇔リアル」だけれども、私は「ネット」の対が「リアル」であることにものすごく抵抗感がある。

とりわけ人間を指すときは、いわゆる「リアル」にも「ネット」にも双方に共通なコアとして「人間」がある。リアル住人とネット住人はもちろん同じで、ネット住人が「虚」なんてことはなく、そんな得体の知れないフワフワしたモノではなく、ただ生身の人間がネットをやっているんだって思う。(ちなみに「住人」も気に入らない)
そのコアの一般化を「●●」とした場合、数学の記号がよくわかんないから適当に作った「オンライン⇔●●⇔オフライン」(オンラインとオフラインの間には●●がちゃんとあるんだよ、つまりオンラインとオフラインに間なんてないんだよ)の概念を提唱し、それを用語にしたい。

オフラインでは絶対やらないような、誹謗中傷等、人を傷つける行為をオンラインですることができる人がいるのは、そのオンラインオフライン共通のコア●●を意識しないことにあると思う。その一因を、「ネット⇔リアル」すなわち「虚⇔実」という用語がなしているのではないか(と大げさに言ってみる)。大げさだけど、用語に起因されるイメージが、無意識の内に……というのいうのもありえないことではないと思う。
もちろん、直接的にはオフラインでは個人を特定されること(あるいは自分自身の精神的安全を確保できない状態)で実現不可能なことを、オンラインでは匿名性などを利用し、自分の安全を確保した上で、「大きくなる」のだと思うが。

というわけで、「ネット⇔リアル」の語感が嫌いな私は、いろいろ考えた末、「オンライン⇔●●⇔オフライン」簡単にすれば「オンライン⇔オフライン」用語使用が一番適切ではないかと結論したのでした。
「オン」「オフ」はちょうどわかりやすい区分けだし、「ライン」の文字面として共通している。語感も概念と似てるということでわかりやすいかと。

posted by 総理大人 at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月06日

秋篠宮妃殿下御出産及親王殿下御誕生奉祝

紀子さんが男の子を生みました。

やっぱり皇室の新しい命ってのは、自分の子が生まれるのと、自分の兄弟の子が生まれるのと、親友の子が生まれる次くらいに嬉しい。
やっぱり、皇室はすごく魅力がある。

で、私は皇位継承に関して、女系容認というか、双系・直系論者です。

posted by 総理大人 at 09:50| Comment(0) | TrackBack(1) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

無免許で捕まったと思ったら、実は免許あった……でも違法?

どう思いますか?
ものすごくおもしろい事例なので、とりあえず引用読んでください。

悪いのは私? 試験場ミスで免許失効、「無免許」で罰金

2006年09月03日
門真運転免許試験場=2日午後、大阪府門真市で

 大阪府警門真運転免許試験場(同府門真市)が05年8月、海外留学していた女子大学生(22)の普通自動車運転免許を過って失効させ、その後にミニバイクを運転した女子学生が道路交通法違反(無免許運転など)罪で罰金の略式命令を受けていたことがわかった。同試験場がミスを認めたため、検察側から指示を受けた試験場の勧めで女子学生は不服を申し立て、大阪地裁で公判が始まった。ところが、検察側は「免許を交付されていない状態での運転は違法」と争う姿勢を見せており、道交法違反事件としては異例の裁判官3人による合議制で審理が続いている。

 関係者によると、女子学生は05年8月、約1年間の海外留学から帰国し、同月23日に門真運転免許試験場に免許の再交付に訪れた。女子学生の免許は留学中の同年2月に期限が切れており、門真試験場は失効から6カ月を超えていたため再交付できないと判断、免許取得のために路上で運転練習できる仮免許を交付した。

 女子学生は翌9月2日、復学手続きをするためにミニバイクで大学へ向かっていた途中、警官に見つかり、道交法違反(無免許運転など)で検挙され、同月下旬に大阪簡裁から罰金10万5千円の略式命令を受けた。女子学生は仮免許では運転できないと知っていたが、大学の窓口が閉まる時間が近づいていたために乗ってしまったという。

 女子学生はその後、海外留学していた友人が再交付されたと知り、改めて門真試験場に問い合わせた。道交法には、海外留学や入院など「やむを得ない理由」があれば期限が過ぎても再交付できると定めた特例があるが、同試験場の窓口の職員が添付資料のパスポートのコピーを点検せず、特例を適用していなかったことがわかった。

 同試験場は10月上旬、ミスを認めて女子学生に謝罪、女子学生が手続きに訪れた日にさかのぼって免許の再交付を認めた。さらに略式起訴した大阪区検の指示を受け、女子学生に無罪を求める裁判の手続きを取るよう勧めた。

 今年2月、大阪地裁で初公判が開かれ、女子学生側は無罪を主張し、検察側は「仮免許での運転は違法」として有罪を求めた。杉田宗久裁判長は「慎重に調べたい」として第2回公判から裁判官3人の合議に変更した。近く、公判の進行方針を決めるため、地裁・検察・弁護人の3者協議が開かれる予定。

 女子学生の弁護人は「そもそも略式起訴の際に検察が試験場のミスに気づいていれば起きなかった事態。行政のミスが原因の事件であり、検察側は公訴取り消しか無罪求刑をすべきだ」と主張。大阪地検は「現時点ではコメントできない」としている。

 〈門真運転免許試験場の森岡茂調査官の話〉 当時、点検に不慣れな職員が窓口にいたのでミスが起きてしまった。本当に申し訳ない。
朝日新聞http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200609020048.html



皆様の意見をこれほど聞きたいと思ったことはない!って感じです。よろしければご意見聞かせてくださいね。
ここから下を読む方は、自分のスタンスが決まってから読んでください。



続きを読む
posted by 総理大人 at 02:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

これはウマイ!…?。『靖国に弥栄(いやさか)あれ 』

国民のほとんどを占める、中途半端ライトや中途半端レフトや一般の無知識層にも浸透しうる可能性があるんじゃないか。私も無知識層だもんで。

長島さんの墓暴きとも言える、日本人が好きそうじゃない発想よりかは現実感がある。
もとより、いわゆるA級戦犯分祀論は…。
あるいは長島案ではできない政教分離の原則の違反かも?をもクリアーする。

国立靖国の形態、追悼対象についても、「国立化するからには」国会を中心に広く国民間で議論し…、っていう麻生案の曖昧さについても、一応の、あるいは至極もっともな大義名分が立つ。丸投げに大義名分があるなんて、なんかオイシイ。

そして近い将来、靖国神社に財政危機があるという状況にも、対応できる。
財政状況がきつーくなってくると、国立化という話も自然に出てくるだろうってことは言われていたし。
長島案も麻生案も「靖国当局の自主性に頼る」という点では同じだけれども、財政と遺族感情の面から麻生案の方が一枚上手のような気がする。(私の感情からも。)

ポスト小泉総裁選で事実上争点ともなっている(させらた)靖国で存在感をアピールすることにもなるし、ポスト安倍への戦略が見えるような気がする。

私はこの案を好まないけれども、ウマイなあって思った。
「国家がなすべき戦死者慰霊を一宗教法人に丸投げした」というか、「している」、ということと、
政教分離の原則に対して、誰からも文句言われない形であるということ、
二つの点で好みだ。天皇陛下のご親拝も実現されることであろうし。

麻生さんはおもしろい。

で、私が好まないというのは、「靖国神社は、古事記や日本書紀に出てくる伝承の神々を祀る本来の神社ではありません。」という部分。神社ってもっと庶民的なもんで、そんな有名人ばかり祀られてるもんでもないし、って思う。でも、靖国は元々宗教法人じゃなかったじゃんっていう麻生さんの考えも筋が通っているような気がする。
だけれども靖国神社をいくら国立化すると言っても、「神道の匂い」は施設面でも儀式面でも残ることも気になる。それに対しては、天皇自体が神道の親玉的存在なのに…という意見もあるだろうし、しかしいくらなんでも現代で国家神道という話にはならないだろうし、歴代天皇は仏教に熱を入れた方々もいるんだし、っていうか何が言いたいわからなくなってきた。麻生案に文句を言うレフトな方々が裁判所行ったとしても、「宗教法人」でないから違憲判決は出ないと思うが、「神道の匂いは」消せない。
新しい施設を作るとか、千鳥ヶ淵を拡充するとか、そっちの方がスムーズだと思う。靖国は靖国で存在していればいいと。
「特定の宗教に依拠しない」という点は、もっと強調されていい気もする。が、新施設なんてのは現代に生きる者のわがままにも思える。

人によって色々考えはあるだろうけれども、一宗教法人に任せている現状は不都合が多いというか、荷が重いというか、ううん、戦死者の追悼は「税金」でしたいと思う。

偉そうに書きましたが、無知識層としてはそう思う、ということです。無知識は免罪符なんです…

ところで、皮肉じゃなくて、前々から思っていた素朴な疑問ですが、
殉職自衛官はどこに祀られるんでしょうか。今、国立施設はあるのでしょうか。
ご存知の方がいらっしゃればお教えください。

あと、先人の尊い犠牲に関する事柄を、ウマイ!などと表現したことは反省しております。
それはそれ、これはこれ、ということで。だって麻生さん狙ったはずだもん。

関連:
麻生私案「靖国に弥栄(いやさか)あれ」 
■靖国、財政破綻〜週刊アカシックレコード060727■


忙しさにかまけて、サボっていたら、サボり癖がついていました。お世話になっている方々のブログは拝読するにはしていましたが、コメントはしてませんでしたし。私って公約とか守れないタイプだわ、きっと。
ラベル:靖国 麻生
posted by 総理大人 at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月23日

じゃんけんポンっ、さいとうけんっ

補選は補選でしかないので、あんまり興味がなかったのだが、たしか私どっかの記事で「自民党が勝つに決まってる」って言った。笑
世論の標準木を自認する(笑)私としては、かなりモチーベーションが下がる結果となった。もう名乗らないでおこう。

でも民主党のお言葉丸出しだが、政権交代こそが真の構造改革であることは間違いないと思っているので、内政は間違いなく民主党政権の方がスッキリすると感じまくっている。だから、まあ私としてもOKなのだが、所詮補選なので、なにか言ったって仕方ないだろう。
新聞で色んな裏話とか情勢分析とかあると思うけれど、一つ記事を紹介してこの話は終わろう。とにかく私はモチベーションが下がった。

http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50225239.html
posted by 総理大人 at 23:27| Comment(1) | TrackBack(0) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

「ジェネリックありますか?」

今日初めて言ってみた。そしてこういう紙を渡された。
IMG_0001.jpg
つまりジェネリック(後発医薬品)の「同じ成分で同じ効き目」という謳い文句は試験管の中での話だ、ということなのである。
もちろん、ジェネリックが普及しない事の一因として、医師薬剤師の不勉強・面倒くさい・調剤料?処方料?の減収?・先発医薬品会社とのお付き合い、などもあるだろうが、ジェネリックに対しての安全性や信頼性が確立されてない事も原因の一つであろう。
現在の目本の体制では、ジェネリックは巷で人体実験?している状態で、なかなか医師がジェネリックに踏み出せないということも少し納得できる。
実際、薬剤師さんによるとジェネリックでは「先発品ではちゃんと効果出てたのに、肌が荒れたりできものが出来たり患者さんからクレームがつくこともある」だそうだ。
とはいえ、その信頼性を確立するためには、医師にジェネリックを使いまくってもらわなければならないというのが目本の体制だ(そうだ)。
その薬剤師さんの話によると海外でジェネリックが普及している要因として「海外では、ちゃんと発売する薬の型で実験している」なのだそうだ。
したがって「海外の後発医薬品会社が目本に進出すると、目本の企業はたちまち潰れるところも多いだろうねって話してんるんです」なのだそうだ。

つまり目本は「ジェネリック推進体制」が全然確立されていないわけだ(そうだ)。
薬には例えば塗り薬の例をとると、有効成分のほかに、軟膏なども混ぜた状態で製品となっているわけで、その軟膏や生成過程が違うと、ジェネリックと言えども先発薬と違うものになるってことだ。
その完成型で、信頼性に足る審査・検査が目本では行われていないということなのだ(そうだ)。
ジェネリックの最大の売りは、先発薬と比較した場合の薬価であることには間違いないわけで、この検査体制を海外並みに確立するとジェネリックの薬価は上がるかもしれない。目本では、先発品の半値から2/3くらいの値段がジェネリックでるが、海外ではもう少し薬価が先発品とジェネリックで近似しているかもしれない。
とはいえ、薬の本分は値段ではなく、効果・安全性であるので、目本でもジェネリックを普及させ医療費を抑えるためにも「ジェネリック推進体制」を確立せねばならない。
その具体案は私がわかるわけもないので、もちろん割愛だ。

今まで私は、
・特許切れ(期間延長)の先発薬をジェネリック並みの薬価に引き下げる
・それで医療費を抑えた分を新薬の審査のスピード化のためにいくらか使う
ということを考えてきた。
前者は、薬価を抑制しジェネリックを普及させるためであるが、先発医薬品会社の努力に報いるためにも事実上の先発医薬品会社寡占市場とするため、
後者は、前者によって被る製薬会社の減収をまかなうために、医療の向上のために新薬開発の負担を軽減するためである。後発医薬品会社は…つぶれてしまってもしょうがないかな…である。
しかし、実際には違う施策が必要だったということである。

今までは、病院で渡されるのは、合計金額を書いたレシートくらいだったが、インフォームド・コンセント(医師が患者に説明責任を果たす)ブームもあって、項目ごとに医療点数が書かれた領収証に変わってきた病院も多い(法で決められたんだっけ?)。医療業界も変わりつつある中で、政府も、もちっと頑張らないといけない。

それにしても「ジェネリックは同じ成分で同じ効き目」ってコマーシャル、公正取引委員会かなんかに過大誇大広告で訴えられないんだろうか…
posted by 総理大人 at 22:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

公立塾!!なんか違う…

とりあえず、読売から記事を引用するので読んでもらいたい。今日の紙の一面の方が詳しいから持ってたらそっちも。


塾に通えぬ小中学生に“公立塾”

 経済的理由などで塾に通えない子どもを支援するため、文部科学省は来年度から、退職した教員OBによる学習指導を全国でスタートさせる方針を固めた。

 通塾する子どもとの学力格差を解消するのが狙いで、放課後や土・日曜に国語や算数・数学などの補習授業を行う。

 来年以降、団塊世代の教員が相次ぎ定年を迎えることから、文科省では「経験豊富なベテラン教師たちに今一度、力を発揮してもらいたい」と話している。

 教員OBによる学習指導は、希望する小・中学生を対象に、放課後や土・日のほか、夏休みなどの長期休暇を利用し、小・中学校の教室や公民館、児童館などで行う。受講は無料とし、テキスト代などは参加者に負担してもらう方向で検討する。

 教員OBの確保は、講師希望者を事前登録する「人材バンク」のような制度の整備を目指しており、計画が固まり次第、各都道府県教委などに協力を呼びかける。講師への謝礼などについては、今後さらに協議する予定だ。

 文科省は、長崎市で2003年7月に起きた少年による男児誘拐殺人事件などを受け、地域住民と子どもたちが一緒に遊びやスポーツを楽しむ「地域子ども教室」を推進している。教員OBによる学習指導は、この事業を拡大する予定で、各都道府県を通じ、市区町村に運営費用を支援する。
(読売新聞) - 4月16日3時7分更新


私の第一印象としては「なんか違う…」なのである。
もうちょっと理論とか資料で補強する必要があると思うがきっと私にはできないので、忘れないうちに一応書いてみたい。まとまってないので行間を読んでほしい。

<1:導入>
私立トップ校として知られる灘中学は学校週五日制だ。開成中学など他のトップ校のデータは見つけられなかった。
灘中が土日に補修などをやっているかはわからないのだが、やっててもやってなくても平日の授業はきっと公立よりも時限数が多いと思う。

授業時間に対しての私の答えは簡単で、
・中学校は土曜日も終日授業の学校週6日制
・小学生は、ゆとり教育とかいうよりも両親や友人と遊んでほしいので完全5日制でいい。
・公立学校にクーラー導入し、夏休みを春休み並みに。
・小学校・中学校の授業時間を増やす、下校時間を遅らせる。低学年も高学年並の授業時間。
、なのだ。
教員OBに頼んで土日に何かやってもらう金があったら、素直に私の案を採用してほしい。笑

<2:そもそも意味あるの?>
勉強する時間が増えるから意味はあると思う。しかし、根本的な問題は公教育の復興だ。
「公立はダメだから私立に」という声の出元を改善しなければいけない。<1>とも共通するが、学力低下の問題だ。量と質(教育手法)が問題だと思うが、後者についての明確な答えは私は持っていない。
で、読売新聞一面紙面から引用すると、“公立塾”は、
文科省の担当者は「進学塾のような受験対策を行うのではなく、あくまで授業以外に勉強したい子どもに、教育の場を提供するのが目的」

なのだそうだ。(この前テレビでやってたが、公立小中学校の先生が自分の子供を私立に行かせたいって思ってる。)
じゃ意味ないじゃん、ってこと。
「私立受験しないと高学歴になれない」ってことが問題にされている。“公立塾”で学力は多少上がるかもしれないが、保護者のニーズに答えられていない。(東大合格者の公立出身者がまた増えたそうだが、公立トップ校にも塾に通わないと合格しない。(という説がにわかにある、私はそうは思わないけど。))
いずれにしても、「公立離れ」はこれでは、おさまらないということだ。
そして何も受験対策=悪ではなく、むしろ私は受験対策歓迎なのだ。私立に行こうが行くまいが、私立上位校に合格する学力は、ものすごく前向きに評価できるものだろう。

(私は公立育ちなのだが、中学一年生のとき灘中学校の入試問題が新聞に載っていたのでやろうとしたら、まったくわかんなかった。笑)

問題の出発点が「経済的理由で塾にいけない子を助けたい」ということなのだから、貧乏の家には塾に行くお金を国が出してあげればいいのだ。何も“公立塾”なんて構想する必要はない。
(しかしそもそも、大学生が教える塾や家庭教師なら、よっぽど公立の先生に放課後補習授業してもらうほうがよいだろう。生徒が頼めば断る先生はいないのであって、親が何を勘違いしてかお金を払って大学生に自分の子どもを任せるという現状も笑えるのである。)
貧乏の家に塾に行くお金を国が出してあげれば文科省が「公立崩壊宣言」するようなもので到底できないと思うし、すべきでないと思うが、今回の“公立塾”よりはどれほどマシだろう。

<3:結びに>
とはいえ、私は格差社会けっこうけっこうって感じで、私自身は全く裕福ではないのだけれど、「格差は結構だが、一代だけにしなくちゃ。というか親のせいで子供も迷惑被っちゃかなわないわな。」が重要で、それをなせるのが、教育、とりわけ公教育だと思う。
今回の“公立塾”は、まあめちゃめちゃ悪い案ではないと思うので優先順位がズレてるとは思うがちっとは評価できる、かな?? 私にとっては、貧乏の家に塾に行くお金を国が出してあげなくても、今回の案は「公立教育崩壊宣言」やってんのと同じことに思えて、つまり公立校と“公立塾”の位置づけが曖昧って思う。
私の案は、現役教師に負担が大きくなるので、質を確保するためにも教員OBをOBではないことにすればいいと思う、新卒の先生を大量に雇わなくても。
とにかく、同じお金をかけるなら、対症療法ではなく、根本的な治療をやってほしいものだ。
“公立塾”といい、小学校英語といい、幼稚園義務教育化といい、「なんか違う…」、優先順位が違うって思うのは私だけだろうか。

最後にちょっと関連リンク
私立学校における学校週5日制の実施状況について(データ古い…)
東京大学(東大)合格者数 高校別ランキング2005年 こんな系統のよき資料があれば紹介してください。
posted by 総理大人 at 19:24| Comment(4) | TrackBack(2) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月06日

政策はどこに行きましたか。

毎日新聞の社説タイトル並みにお上品なタイトルだなあ。

民主党。びっくりしたのが7日が代表選だということだ。もう明後日じゃないか。ほんと民主党自ら放っといてくれって国民に言っちゃ、そりゃもちろん誰も国民ついて行かない。
今日はもう5日いや6日。政策論争が見られないってことだ、これはとんでもないことだ。なんかほんとわけわかんない。
なんか知らん間に、民主党国会議員の投票で決まっちゃう。政策なんてどうでもいいんだっ。たしかに民主党にとって政策はどうでもいいけど、政策論争は国民世論に向けて行われるべきだ。

で、4月の下旬?に衆院の千葉の補選があるんだってね。
そもそも、この補選にしたって前回総選挙で比例復活したもともとの小選挙区議員でなくって、県会議員の若い姉ちゃんが出馬するそうな。
比例復活の保身議員は、話にならない。公認を投げ捨てたのだろうか。比例復活議員が仮に落選したって、他の議員が比例復活するだけなんだから、民主党にとっても支持者にとっても痛くもかゆくもない。特に民主党の重複立候補ってこんなもの自動的に前回総選挙候補が横滑りするって決まってるようなもんだろう。なんかほんとわけわかんない。小選挙区の市民を軽んじている。
県会議員の若い姉ちゃんにしたって、県会議員にさせてもらったばかりなのに、県政への県民への冒涜以外何者でもない。なんて半端なつもりで、県会議員になったんだろうか。なんかほんとわけわかんない。

9月の自民総裁選は絶対自民党うまくやるから、内向き民主代表戦と華麗な自民総裁選の対比は、絶対面白くなるというか民主党が滑稽に見えるだろう。民主党代表の任期は9月までだそうだが、そこで再代表選なんてことになっても自民党の総裁選に食われてしまうのは目に見えてる。
だからこそ今、立派に本格的な国民的代表戦をやりとげたいわけだ。ほんとは私の構想では、自民総裁選の後しばらく経ってから民主党代表戦やるつもりだったんだけど、こうなったら今やるべきだ。

民主党のすべての行動は挙党一致とかわけわかんない思考から派生してる。挙党一致=選挙に勝てる、ではない。しかも一致なんて絵に描いた餅であることは誰の目にも明らか。
こんなことは自民党議員は誰も意識してないだろう。自民党の思考は、選挙に勝つということから、始まってる。
民主党は政権交代ばかり言うが、政権交代のするには選挙に勝たんとダメってことがわかってへんのとちゃうんか。。

それにしても、末松議員とかあんまり知らないんだけど、よくぞ決意したって思う。
小沢さんの政権への執念が、どういう方向に出るか注目したい。でも自由党って全然目立ってなかったと思うし、小泉さんや安倍さんと党首討論やったら、どっちが映えるか明らかだ。

私だったら…
まず、党則でも何でも変えて党員・サポーター含めて代表戦やる。
で、補選まで代表戦を引っ張る。代表候補がこぞってメディアに出て、国民的代表選を行う。実の部分はどうでもいいけど、名目だけでも国民にアピールしなきゃまったくダメ。
補選の応援演説も、代表候補がこぞっていけば、メディアも取り上げるし、盛り上がる。補選はもともと勝てないんだから、補選なんてどうでもいい。民主党代表戦の話題と、その余韻によって、補選の話題なんてブッ飛べばいい。

posted by 総理大人 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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